このページについて
このページではゴールの種類とテスト計測したい目的に最適なゴールタイプの選択例をご紹介します。
ゴールタイプの種類
Kaizen Platform Enterpriseには4種類のゴールタイプがあります。
以下、各ゴールの計測内容や想定利用シーン、設定方法の違いについて解説します。
イベントタイプ | ![]() ページ訪問 |
![]() クリックトラッキング |
![]() イベントトラッキング |
![]() トランザクション |
計測イベント | ゴールページURLのページ訪問をカウント | ページ内UI要素のOnClickイベントをカウント | ページ内UI要素のOnClick、OnSubmit、OnChangeイベントをカウント | ゴールページURLのページ訪問を「総額」または「数量」としてカウント |
カウント方法 | 1セッション内に発生したページアクセスは複数回であっても1コンバージョンとしてカウント | 1セッション内に発生したイベントが複数回であっても1コンバージョンとしてカウント | 1セッション内に発生したイベントが複数回であっても1コンバージョンとしてカウント | 1セッション内に発生したページアクセスが複数あった場合に「総額」または「数量」を加算 |
想定利用シーン | お申し込みや会員登録などの完了画面URLへの訪問数を改善効果として評価したいときにご利用ください。 | 記事コンテンツを提供するメディアサービスの画面などページ内リンクアイテムのクリック数を改善効果として計測したいときにご利用ください。 | クリックトラッキングと同様、ページ内リンクアイテムのクリック数を改善効果として計測したいときにご利用ください。 | ECサイトなどでユーザーがセッション中に購買した商品の「総額」や「数量」を改善効果として評価したいときにご利用ください。 |
ゴールページへのJava Scriptの設置 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 |
ゴールページへのゴールID等の設置 | 不要 | 必要 (クリック要素識別用のゴールIDを設置) |
不要 |
必要 |
デザイン案作成時の制約 | なし | あり (ゴールに設定したUI要素のHTMLタグや属性の変更ができない) |
なし | なし |
ゴールタイプの選び方
「お申し込み完了画面」や「購入完了画面」などの完了画面の訪問がアクションゴールとなるケース
ユーザーに期待するゴールアクションが会員登録のお申し込み完了画面や商品購入完了画面の訪問数でカウントすることができ、なおかつアクション完了画面へJava Scriptタグの設置が可能な場合は「ページ訪問型ゴール」を選択してください。
「ページ訪問型ゴール」はゴール設定ページより対象ページのURLを登録することで設定できます。
詳しくは「ページ訪問型」ゴールヘルプページをご確認ください。
ページ訪問がアクションゴールになるが対象ページにJava Scriptの設置ができないケース
具体的なユーザーアクション完了画面がゴールであるものの、決済処理に他社サービスを利用しているなどの理由でJava Scriptタグの設置が困難である場合は、「クリックトラッキング型ゴール」で代替えできます。
ユーザーアクション完了画面への遷移元画面内にある「アクション完了ボタン」に「クリックトラッキング型ゴール」のゴールIDを設置することで計測することができます。
詳しくは「クリックトラッキング型」ゴールヘルプページをご確認ください。
完了画面のURLがユニークにならないためページを識別できないケース
具体的なユーザーアクション完了画面がゴールであるものの、URLが画面遷移しても同一で変化しないなどの理由でページURLでの完了画面識別が困難となる場合は、「クリックトラッキング型ゴール」で代替えできます。
ユーザーアクション完了画面への遷移元画面内にある「アクション完了ボタン」に「クリックトラッキング型ゴール」のゴールIDを設置することで計測することができます。
詳しくは「クリックトラッキング型」ゴールヘルプページをご確認ください。
ページ内のOnClickイベントのほか、OnSubmitイベントまたはOnChangeイベントを計測したいケース
ページ内の個々のフォーム入力完了イベントやフォーム送信イベントをユーザーアクションゴールとして計測したいときには、「イベントトラッキング型ゴール」を選択してください。
フォーム内容変更時に発生するイベントタイプであるOnChangeやフォーム送信時に発生するOnSubmitイベントは「イベントトラッキング型ゴール」でのみ計測可能です。
詳しくは「イベントトラッキング型」ゴールヘルプページをご確認ください。
同一ページ内の複数のリンク要素のクリックがアクションゴールとなるケース
ニュース等の記事コンテンツ閲覧サイトや動画閲覧サイトなどメディアコンテンツサービスを提供するサイトでは、ユーザーに期待するターゲットアクションが同一ページ内に複数存在する場合があります。
ページ内のどのUI要素がクリックされたのか識別して計測したいときには「クリックトラッキング型ゴール」をご利用ください。
詳しくは「クリックトラッキング型」ゴールヘルプページをご確認ください。
サイトのHTMLページの編集が行いがたく、ツール内のゴール設定のみでゴール設定したいとき
サイト運用を他社に依頼している または 社内のサイトリリーススケジュールが予め定められいる などの理由でリリース作業を伴うHTMLページ編集が行い難い場合は、「ページ訪問型」または「イベントトラッキング型」のゴールを利用することでツール上のゴール設定のみで完結できます。
設定内容および設定方法について詳しくは「ページ訪問型」ゴールヘルプページ または 「イベントトラッキング型」ゴールヘルプページをご確認ください。
ECサイトなどで1コンバージョン時に選択された商品の「総額」や「個数」をカウントしたいケース
期待するユーザーアクション評価が、アクション数ではなく、実際にユーザーが購買またはお申し込みした「総額」や「個数」となる場合は、「トランザクション型ゴール」を選択してください。
アクション完了画面の訪問時に、予めHTMLページ内に設置されたJava Script変数に「総額」「個数」を取得し、コンバージョン値として評価することができます。
詳しくは「トランザクション型」ゴールヘルプページをご確認ください。
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