概要
- エクスペリエンスの訪問数がいつまで経っても0のまま
- ラウンドを開始したのにデザイン案が反映されない
などに当てはまる場合の解決法について記載します。
目次
①対象となるページに、KaizenPlatformのJavaScriptコードが設置されているか確認する
②エクスペリエンスの対象URLや実行条件が正しいかを確認する
③対象ページで、別のエクスペリエンスが実行されていないかを確認する
④デザイン案に記述したコードが正しく反映されているかを確認する
⑤その他、原因として考えられること
①対象となるページに、KaizenPlatformのJavaScriptコードが設置されているか確認する
「Chrome検証ツール > Network」にて、「kaizen」と検索してみてください。
拡張子が.jsで、数字とアルファベットの羅列のファイルが確認できれば、kaizenタグの設置はされています。
ページを何度か再読み込みしてもヒットしない場合、タグが設置されていないと考えられます。タグの設置をお願いします。
タグの設置については JavaScriptコードの設置方法 をご参照ください。
②エクスペリエンスの対象URLや実行条件が正しいかを確認する
対象URLについて
「簡易一致」「前方一致」「正規表現」など、正しく使い分けができていますか?
それぞれの定義については、「デザインを改善するページのURL」と「除外するURL」について をご参照ください。
正規表現を使っている場合、正規表現チェックツール を使って、記述した正規表現に、デザインを反映したいページのURLが当てはまるかを今一度ご確認ください。
実行条件について
「iPhone」かつ「Android」など、一般ユーザーがアクセスし得ない条件になってしまっていないかを、今一度ご確認ください。
③対象ページで、別のエクスペリエンスが実行されていないかを確認する
Kaizen Platform Assistantを使うことで、ページで実行されているエクスペリエンスを確認できます。
お持ちでない場合、こちらからインストールしてください。
Kaizen Platform Assistant インストールページ
Kaizen Platform Assistantの「Load JavaScript」を「ON」にした状態で、「Chrome検証ツール > Console」にて、「Applied variation~」から始まるログを探してください。
Projectの後に記載されているのが、今そのページで実行されているエクスペリエンスのIDです。
対象ページのURL・実行条件が同一のエクスペリエンスが複数ある場合は、先に作成された古いエクスペリエンスが適用される仕様となっております。
URL・実行条件が重複しないように変更するか、古いエクスペリエンスは不要であれば終了してください。
エクスペリエンスの終了方法については、エクスペリエンスを終了・再開・削除する をご参照ください。
④デザイン案に記述したコードが正しく反映されているかを確認する
非同期で後から追加される要素に対しての変更など、プレビューではうまくいっていたのに、本番環境では、タイミングが変わってしまい反映されない場合もあります。
そういった箇所がないか、今一度ご確認ください。
非同期要素に対して変更を行いたい場合は、非同期要素に対して変更を行う方法 を参考に、コードを記述してください。
⑤その他、原因として考えられること
御社内で、複数の異なる部署でKaizenPlatformをご契約いただいている場合、設置するKaizenPlatformのJavaScriptコードと、エクスペリエンスを作成する組織が異なっている場合がございます。
「設定 > JSコード」で表示されるJavaScriptコードと、エクスペリエンスの対象としたいページに設置されているJavaScriptコードが同じかをご確認ください。
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