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2021-09-15 ラウンドレポートをユニークユーザー単位で表示できるようになりました

平素よりKaizen Platformをご利用いただきまして、ありがとうございます。
ラウンドのレポート機能をアップデートしましたのでお知らせいたします。

 

アップデートの概要

ウェブサイトに訪れるユーザーはコンバージョンするまでに、ページを何度か見て検討することがあります。また、UI改善によってその検討回数は増えることがあります。

このとき、コンバージョン数の増加よりも、検討回数の増加によりセッション数が増えると、計算上はCVRが下がってしまうことがあります。

 

改善前

  • テスト対象ページに訪れたユーザー数: 10人
  • 1ユーザーあたりのセッション数: 1回
  • コンバージョンユーザー数: 3人
  • CVR:
    • セッション単位: 30%
    • ユーザー単位: 30%

改善後

  • テスト対象ページに訪れたユーザー数: 10人
  • 1ユーザーあたりのセッション数: 2回
  • コンバージョンユーザー数: 5人
  • CVR:
    • セッション単位: 25%
    • ユーザー単位: 50%

このケースでは、UI改善によってコンバージョンしたユーザーは増えていますが、セッション単位で計測するとCVRが下がってしまいます。

このようなケースでも適切に改善の効果を評価するために、ユニークユーザー単位でレポートを表示できるようアップデートしました。

 

!注意点!

※有意差については、集計単位に関わらず、ベースデザインとデザイン案のCVRはセッションベースで計算しています。

※エクスペリエンス概況、CSV出力には対応しておりません。従来通りセッションでの集計値が表示されます。

 

利用方法

下図のレポート画面で ユニークユーザー単位で集計をクリックすることで、表示を切り替えることができます。(セッション単位で集計をクリックすると、従来のセッション単位の集計に表示を戻すことができます)

mceclip0.png

 

 

今後とも皆様の使いやすいプロダクトとなるよう、改善してまいります。
ご不明な点などございましたら、お問い合わせフォームまたはチャットよりお問い合わせください。

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