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テスト対象ページについて確認が必要な事項

 

概要

このページでは、ABテストを行う前に、テスト対象ページ・CV計測ページについてご確認いただきたいことについてまとめています。

 

目次
AMP(Accelerated Mobile Pages)を採用しているか
SPA(Single Page Application)を採用しているか
非同期Loadコンテンツを採用しているか
iframeを採用しているか
cookieを削除するような処理があるか
ドメインまたぎがあるか
KaizenPlatform以外のABテストツールを導入しているか
KaizenPlatformのJavaScriptコードの導入方法
同じ URL で複数画面で遷移するパターンかどうか
ユーザー区分によってコンテンツが変わるパターンかどうか

AMP(Accelerated Mobile Pages)を採用しているか

  • KaizenPlatformでは、ABテストの実施が不可となります。

 

SPA(Single Page Application)を採用しているか

  • AngularJS, React.js, Backbone.js などを利用した、URL遷移が発生せず、中身が書き変わる仕様のことです。
  • 利用している場合、ABテスト対応不可となります。
  • Kaizenタグが読み込まれたタイミングでデザイン案を反映する仕組みですが、ユーザー行動によって非同期で画面が変化するため、新たなページに対してデザイン案を反映するタイミングが取得できないためです。
  • 動的にHTMLタグを生成する場合など、そのタグをもとにデザイン案を作成した場合、タグが削除されてしまうとデザインが崩れてしまいます。
  • サイトの一部として使っている場合、そのSPAのページを対象にしなければ問題ありません。
 

非同期Loadコンテンツを採用しているか

  • JSタグは最初のページ読み込み時に実行されるため、その後に新しく生成された部分に対してデザイン案を反映させることができません。
  • ただし、CSSを反映させることは可能です。
  • デザイン案作成において、JavaScriptの記述がご自身で可能な場合、setIntervalなどを利用することで対応可能なケースもあります。
    詳細は デザイン案で「window.onload($(window).load)」は利用しないでくださいの「解決法」の項目 をご確認ください。
 

iframeを採用しているか

  • 基本的に、iframeで他のページを埋め込んでいる部分には、デザインを反映できません。
    • iframe内も親ページと同じドメインの場合、JavaScriptを記述することでデザイン案の反映は可能です。
    • もしくは、iframeのURLにKaizenタグを埋め込むことで、iframe内のABテストは可能です。 

 

  • 銀行サイトなどで、cookieそのもの、またはcookie内の情報を削除するといった処理をしている場合があります。
  • KaizenPlatformが発行しているcookieが消されてしまうと、テスト(計測や、再訪時に同じデザイン案を表示すること)ができなくなってしまいます。
  • 別途、KaizenPlatformのJSタグが発行するcookieを削除対象から除外してもらうなどの対応が必要になります。
  • KaizenPlatformで書き込んでいるcookieについては、Kaizen Platformから発行されるCookie一覧 をご確認ください。
 

ドメインまたぎがあるか

  • KaizenPlatformでは、cookieを使って、ユーザー情報(KaizenPlatformが独自に発行するユニークユーザーIDなど)や、どのページでどのデザイン案を見たかを管理しています。
  • cookieはドメイン単位なので、domainをまたぐとその情報を引き継ぐことができません。
  • ドメイン遷移のきっかけとなるaタグや <form> タグの属性として「data-kz-track="outbound"」を追記する必要があります。
  • デザインを改善するページの URL とゴールの URL が同じドメインであれば、途中で一時的に別のドメインへ遷移しても計測は可能です。
  

KaizenPlatform以外のABテストツールを導入しているか

  • google optimizeなどで同じページをABテストすると、同じ箇所をデザイン案で書き換えてしまうなど、問題が起きる可能性があります。
    同時に動かさなければ問題はありません。
 

KaizenPlatformのJavaScriptコードの導入方法

  • GTMなど、非同期読み込みを利用した場合は、デザイン案の反映までに時間がかかり、もとのデザイン案とKaizenPlatformで作成したデザイン案の切り替わりが見えてしまう、「ちらつき」が起きやすくなる可能性があります。
  • タグの導入手順については、JavaScriptコードの設置方法 をご確認ください。
 

同じ URL で複数画面で遷移するパターンかどうか

  • 例えば、フォームでの入力・確認・完了が同じURLで画面が遷移する場合、JavaScript変数を埋め込んでいただき、どのページかを識別する必要があります。
  • 詳細は 同一URLでのテスト実施について をご確認ください。
 

ユーザー区分によってコンテンツが変わるパターン

  • ログインユーザーと非ログインユーザーのURLが同じで、ページデザインが変わる場合は注意が必要です。
  • ログインユーザーのみ、もしくは非ログインユーザーのみなど、テスト対象を同じページデザインとなるユーザーに絞って実施するのがお勧めです。
  • 詳細は 同一URLでのテスト実施について をご確認ください。
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