概要
デザイン案では、「window」オブジェクトを利用することができませんが、「グロースハックライブラリ」を利用することで、それに代わるオブジェクトを利用可能になります。
ここでは、「グロースハックライブラリ」の利用申請方法、設定方法について記載します。
目次
【グロースハッカー向け】グロースハックライブラリの利用申請方法
申請手順
グロースハックライブラリの利用例など
Chrome拡張版 UIエディターで利用したい時
【カスタマー向け】グロースハックライブラリの設定方法
【グロースハッカー向け】グロースハックライブラリの利用申請方法
グロースハックライブラリは、初めは利用できる状態になっておらず、グロースハッカーの皆様から申請があって初めて、CS担当者によって設定が行われます。
申請手順
1. エクスペリエンスの掲示板を確認する
エクスペリエンスの掲示板タブを確認し、他のグロースハッカーによって既に申請が行われていないかを確認しましょう。
他のグロースハッカーの申請コメントに、担当CSからの設定完了コメントがついていれば、そのエクスペリエンスではグロースハックライブラリの利用が可能になっています。
その場合、新たに申請を行っていただく必要はありません。
2. 申請を行う
まだ誰も申請を行っていない場合、「トピック作成」をクリックして、グロースハックライブラリの利用申請をお願いいたします。
※コメントは一例です。
グロースハックライブラリが利用可能になったら、担当CSより掲示板にメッセージを追加させていただきますので、今しばらくお待ちください。
(注意:プロフィール > 通知設定画面で「コメント投稿の通知」の「メール」にチェックが入っていない場合、メッセージ追加のメール通知をお送りすることができません。)
1営業日が経過しても返答がない場合、お手数ですがサポートまでお問い合わせください。
グロースハックライブラリの利用例など
グロースハックライブラリ「kzWindow」は、windowオブジェクトの表示制御ライブラリです。
スクロール時にUI要素の表示状態を制御する、といった実装が可能になります。
デフォルト状態のUIエディターでは $(window).xxx の関数をご利用いただけませんが、グロースハックライブラリを利用することで、jQuery同様にwindowオブジェクトの制御メソッドが利用できるようになります。
スマートフォンのスクロール処理時にスクロール位置を判別し、メニューやアクションボタンUIを表示させる、などのUIインタラクション実装に利用ください。
ライブラリメソッド名
kzWindow.height() kzWindow.width() kzWindow.innerHeight() kzWindow.innerWidth() kzWindow.outerHeight() kzWindow.outerWidth() kzWindow.scrollLeft() kzWindow.scrollTop() kzWindow.on() kzWindow.off() kzWindow.scroll() |
使用例
console.log(kzWindow.height()) //= 1790
kzWindow.on('scroll', function(e){
console.log($(e.target).scrollTop()) //= 120 (現在の window スクロール位置)
})
API リファレンス
jQuery の同名メソッドと機能は同様ですので、jQuery API リファレンスを参照ください。
※ 2019/02/13 時点でこれらメソッド群は、jQuery version 1.10.2 と同等です。
Chrome拡張版 UIエディターで利用したい時
Chrome拡張版UIエディターでデザイン案を作成する場合、かつ、エクスペリエンスが実行されない状況下でデザイン作成する場合、グロースハックライブラリをそのまま利用することができません。
お手数ですが、下記の手順でご利用ください。
1. グロースハックライブラリのコードをコンソールに貼り付ける
コードは後述のカスタマー向け設置方法に記述しています。
2. Chrome拡張版 UIエディターにて通常通りグロースハックライブラリを利用した記述を行う
コンソールに貼り付けたグロースハックライブラリを参照可能になります。
【カスタマー向け】グロースハックライブラリの設定方法
カスタマーの方がご自身でデザイン案作成時にライブラリを利用する場合は、「エクスペリエンス設定画面 > 詳細設定画面」の「エクスペリエンススクリプト」入力欄へ、以下のライブラリ読み込みコードを入力し、反映することで「グロースハックライブラリ」が利用可能となります。
エクスペリエンス設定 > 詳細設定画面
設置するグロースハックライブラリ読み込みコード
window.kzLoadTool = function(name, cb, ver) {
var base = "https://cdn.kaizenplatform.net/ui-library/";
var d = document, t = 'script',
o = d.createElement(t),
s = d.getElementsByTagName(t)[0];
if (!ver) ver = 'latest';
o.src = base + name + '/' + ver + '/' + name + '.js';
if (cb) {
o.addEventListener('load', function (e) {
cb(kzs.tools[name][ver]);
}, false);
}
s.parentNode.insertBefore(o, s);
};
window.kzWindow = {};
var methods = ["height", "innerHeight", "innerWidth", "outerHeight", "outerWidth", "scrollLeft", "scrollTop", "width", "on", "off", "scroll"];
var win = kzs.$(window);
kzs.$(methods).each(function(i,k){
kzWindow[k] = function (){
return win[k].apply(win, arguments);
};
});
なお、利用可能なメソッドや利用例については、上述の グロースハックライブラリの利用例など をご確認ください。
0 コメント