概要
このページでは、KaizenPlatformにおいてABテスト・CV計測等を行うのに必須な、JavaScriptコードの機能と仕様について記載します。
なお、JavaScriptコードの設置方法については、JavaScriptコードの設置方法 の記事をご参照ください。
JavaScriptコードには、大きく分けて
という4つの機能があります。
それぞれについて、下記に説明します。
イベントトラッキングログの取得
KaizenPlatformのJavaScriptコードをページに設置した時点から、ユーザーがページ内のどの要素をクリックしたか、どのページに遷移したか、などのイベントログを取得しています。
ABテストの訪問数や、コンバージョン数の計測
JavaScriptコードを設置して、エクスペリエンスやゴールの設定を行うと、訪問数とコンバージョン数の計測がはじまります。
計測の方法は Google アナリティクスなどのアクセス解析ツールと同様にウェブビーコン方式(1ピクセルの透明 GIF 画像をサーバーから呼び出す方式)を採用しています。
訪問時に発行されたCookieが保持されたブラウザが、ゴール設定対象のURLに遷移した場合、その判定とゴールのログ送信を行います。
ABテスト開始前の計測結果は各エクスペリエンスの設定ページから、JavaScriptコードステータスにてご覧頂けます。
確認方法は JavaScriptコードステータスを活用する をご参照ください。
KaizenPlatformが取得する情報
上記計測時に JavaScript コードが Kaizen Platform 側へ送信する情報は以下のような構成になっています。
ページ内に含まれる個人情報の取得はしておりません。
- タイムスタンプ(日時)
- ユニークID
- 訪問者を識別するための固有なIDで、ランダムな文字列
- 初回の訪問かどうか
- そのページが エクスペリエンスの対象になっているかどうか
- エクスペリエンスの実施状況
- 適用されたデザイン案のID
詳細定義: イベントトラッキングログ
詳細定義: A/B テストの計測
また、Cookieとしてブラウザに保存される情報は以下の通りです。
- ユーザー一意識別 ID
- ユーザー行動期間識別 ID
- 合計セッション回数
- 合計ログ送信回数
上記のCookieはファーストパーティCookieとして発行されます。
外部のドメインから参照されることはありません。
デザイン案の反映
複数あるデザイン案の中から、どのデザイン案を適用するかランダムで割り振り、KaizenPlatformデータベース内に格納されているデザイン案のJS/CSSをページに反映することで、ページのデザインを変更します。
なお初回以降の訪問時には、ラウンドを切り替えない限り、前回と同じデザイン案が表示され続けます。
デザイン案の作成や適用に当たっての注意点に関しては、下記のドキュメントも参照ください。
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