このページについて
このページでは エクスペリエンスの デザインを改善するページの URL や カスタムゴール で URL を指定する際に使う 改善する URLと 除外する URL について説明します。
デザインを改善するページのURL と 除外する URL
対象となるページが1ページの場合は デザインを改善するページの URL に 簡易一致 で該当ページのURLを入力します。
対象が複数ページの場合は URLを追加 を押して入力欄を追加して複数の URL を入力することができます。
ショッピングサイトの商品ページ、不動産サイトの物件ページなどで、 URL の一部だけが異なるようなケースでは、正規表現を使うことでまとめて エクスペリエンスを実施することができます。
除外する URL を設定すると デザインを改善するページの URL で指定した URL の中から一部の URL を除外することができます。対象のページを正規表現などでまとめて設定したものの、一部を例外として除外したい場合にご利用することができます。
一般的な URL の構成
URL は以下の要素で構成されています。
- スキーム
https://
やhttp://
にあたる部分です
- ホスト名
www.example.com
にあたる部分です
- パス名
- ディレクトリとファイル名の部分です
- パラメータ
- 検索条件など、サーバーへ受け渡す情報です
簡易一致
Kaizen Platformで最もよく使われる設定です。
- 指定したURLがテスト対象URLになる
- 入力 URL の スキーム 部分が https:// でも http:// でもテスト対象URLになる
- 後ろにどんなパラメータ(?aaa=1 や ?bbb=2)をつけてもテスト対象URLになる
入力 URL が http://www.example.com
の場合、 一致
と 不一致
は以下のようになります。
- 一致
http://www.example.com
https://www.example.com?aaa=1
http://www.example.com?aaa=1&bbb=2
- 不一致
- http://example.com
- http://www.example.com/index.html
また、入力 URL が http://www.example.com?aaa=1&bbb=2 の様にパラメータを指定した場合、「そのパラメータ
が全て含まれていれば、他の パラメータが含まれていても 一致
」となるため、 一致 と 不一致 は以下のようになります。
- 一致
https://www.example.com?aaa=1&bbb=2
https://www.example.com?bbb=2&aaa=1
http://www.example.com?xxx=1&aaa=1&yyy=2&bbb=2
- 不一致
http://example.com
http://www.example.com
http://www.example.com?aaa=1
http://www.example.com?aaa=1111&bbb=222
正規表現
正規表現 はいくつかの URL をまとめて指定することができる文字列です。
以下のようなパターンを利用できます。
- . ピリオド
- ^ 文字列のはじまり
- $ 文字列の終わり
- () グループ化
- ? 直前の文字(またはパターン)が0回または1回現れる
- * 直前の文字(またはパターン)が0回以上繰り
- \d 半角数字1文字
例えば 正規表現 で以下のように URL を指定した場合は
^https?://(www\.)*example\.com/result/\d+$
以下のような URL が 一致
の扱いになります。
http://www.example.com/result/123
http://example.com/result/123
https://www.example.com/result/56789
※より具体的な実用例はこちらです
完全一致
完全一致 は入力した URL と全く同じである場合のみ 一致
扱いとなります。
( スキーム
部分は https://
でも http://
でも両方で 一致
扱いとなります)
前方一致
前方一致 は入力した文字列ではじまる URL が 一致
扱いとなります。
( スキーム
部分は https://
でも http://
でも両方で 一致
扱いとなります)
http://www.example.com
と入力した場合は
http://www.example.com/
https://www.example.com/123
https://www.example.com/result/56789
などが 一致
扱いとなります。
なお http://www.example.com?aaa=1 と入力した場合、簡易一致のように?aaa=1がパラメータとしてどう含まれていても 一致
扱いになるのではなく、あくまで?aaa=1から始まる場合のみ 一致
扱いになるのでご注意ください。
部分一致
部分一致 は入力した文字列が URL に含まれる場合に 一致
扱いとなります。
example.com/123
と入力した場合は
http://www.example.com/123
https://example.com/123456
http://www2.example.com/123//456
などが 一致
扱いとなります。
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