概要
このページでは、トランザクション型ゴールの設定について説明します。
KaizenPlatformでは、ECサイトの購入金額など、ゴール到達の価値が一定ではない場合、トランザクション
型のゴールを選択することで計測できます。
トランザクションの計測には、該当ページにトラッキングコードを埋め込む必要があります。
計測タイプは総額
と数量
の2種類があります。
ページ訪問やクリックトラッキング型のゴールでは、コンバージョン率でデザイン案の改善効果を評価しますが、トランザクション型のゴールでは、「1訪問あたりの総額
」あるいは「1訪問あたりの数量
」で改善効果を評価します。
※ある程度、JavaScriptにご理解のある方による閲覧・実装を推奨しております。
目次
ゴールを作成する
トラッキングコードの作成を行う
トラッキングコードの設置を行う
ゴールを作成する
1. ゴール管理ページを開き、新規作成ボタンをクリックする
サイドバーの「ゴール管理」から、「ゴールを新規に追加する」をクリックすることで、新しいゴールを作成できます。
2. ゴールの設定を行う
ゴールの名前を入力し、必要であればゴールの概要を入力してください。
ゴールのタイプで「トランザクション」を選択します。
また、「総額」と「数量」のどちらを送信するかを決めてください。
3. ゴールを保存する
ゴール編集ページ右上の「保存する」をクリックして、ゴールを保存してください。
トラッキングコードの作成を行う
事前に
ウェブサイトの構造によっては、トランザクション完了画面がリロードされた時などに再度情報を送信しまうことがあります。注文番号などトランザクションごとに一意な値を、オブジェクトに「unique_id」としてセットすることで、同一のトランザクションが複数回送信されるのを阻止することができます。
送信する情報に「総額」を選んだ場合
購入完了画面などで、購入金額を送信します。
送信した金額データに基いて、ラウンドの計測をすることができます。
送信方法には、「単価 × 個数」の組合せを送るパターンと、「総額のみ」を送るパターンの2種類があります。
金額・個数は購入者によって可変のため、HTMLから取得し、一度変数に入れてから、トランザクションのトラッキングコードに組み込んでください。
例1: 「単価 × 個数」の組み合わせを送るパターン
<script type="text/javascript">
var kzsGoalId = 2824; //作成したトランザクション型ゴールのIDを記述してください
var p = Number($(".price").text()); //単価が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
var q = Number($(".num").text()); //個数が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
var id = $(".orderNumber").text(); //注文番号が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
kzs('trackTransaction', kzsGoalId,
{unit_price: p, quantity: q, unique_id: id} //変数に入れた情報を送ってください
);
</script>
例2: 「総額のみ」を送るパターン
<script type="text/javascript">
var kzsGoalId = 2824;
var t = Number($(".total").text()); //単価が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
var id = $(".orderNumber").text(); //注文番号が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
kzs('trackTransaction', kzsGoalId,
{total_amount: t, unique_id: id} //変数に入れた情報を送ってください
);
</script>
送信する情報に「数量」を選んだ場合
資料請求完了画面などで、金額情報を含まず数量のみ計測したい場合に選択します。
個数は購入者によって可変のため、HTMLから取得し、一度変数に入れてから、トランザクションのトラッキングコードに組み込んでください。
例
<script type="text/javascript">
var kzsGoalId = 2824; //作成したトランザクション型ゴールのIDを記述してください
var q = Number($(".num").text()); //個数が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
var id = $(".orderNumber").text(); //注文番号が表示されているHTMLの情報を取得し、数値に変換してください
kzs('trackTransaction', kzsGoalId,
{quantity: q, unique_id: id} //変数に入れた情報を送ってください
);
</script>
トラッキングコードの設置を行う
作成したトラッキングコードは、KaizenPlatformのJavaScriptが読み込まれた後に動作するように設置してください。
また、トラッキングコードは、設置されたページが読み込まれた時点でゴールのログを送信するため、購入完了ページなど、購入が確定するページに設置することをおすすめします。
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