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実行条件を設定する

 

概要

エクスペリエンス(ABテスト)を実行させるユーザーを、実行条件機能を利用し、絞ったり、増やしたりすることが可能です。

また、実行条件は、ANDまたはOR条件で複数の条件を組み合わせて利用することができます。

 

エクスペリエンスの作成についてわからない場合は、 エクスペリエンスの作成と設定を行う をご確認ください。

 

利用可能な実行条件一覧

ブラウザ

ユーザーエージェントからブラウザを識別してテストを制御します。

デバイス

ユーザーエージェントからデバイスを識別してテストを制御します。

OS

ユーザーエージェントからOSを識別してテストを制御します。

Kaizen閲覧履歴

Kaizen PlatformのCookieに格納されている値をもとにしたテストの制御ができます。

Cookie(カスタム)

ページ訪問者のCookieの値を指定してテストを制御することができます。

言語

ユーザーエージェントから言語を識別してテストを制御します。

User Agent

設定した任意のユーザーエージェントから識別してテストを制御します。

カスタム

Kaizen Platformのカスタムコードで設定した変数を取得し、テストを制御します。

JavaScript変数

テスト対象ページで使用されている変数を取得し、テストを制御します。

ユーザー属性

ユーザーに付随する情報を記録・保持し、ページ遷移後だけでなく離脱・再訪後も参照することができます。

オーディエンス設定機能

エクスペリエンスを実行させたいユーザーの、訪問条件を設定できます。
より詳しい説明は 実行条件 オーディエンス設定機能を使う にてご確認ください。

 

 

「実行条件」の設定方法

実行条件は、「エクスペリエンスの設定 > ターゲット」画面の「実行条件」より設定します。
下記設定方法を参考に設定してください。

1. 実行条件の「条件グループの追加」ボタンをクリック

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2. 「条件グループ」のプルダウンメニューより設定したい条件を選択

プルダウンより、利用したい実行条件を選択してください。

__________2017-10-20_12_14_02.png

 

実行条件の内容

  • 「ブラウザ」

実行条件のプルダウンメニューより「ブラウザ」を選択します。
選択したブラウザに「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。

 

  • 「デバイス」

実行条件のプルダウンメニューより「デバイス」を選択します。
選択した端末に「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。

PCユーザーのみをテスト対象としたい場合は「WindowsPC または IntelMac」を指定、スマートフォンのみの場合は「iPhone または Android」を指定してください。

 

  • 「OS」

実行条件のプルダウンメニューより「OS」を選択します。
選択したOSに「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。


  • 「Kaizen閲覧履歴」

実行条件のプルダウンメニューより「Kaizen閲覧履歴」を選択します。
入力したIDの「エクスペリエンス」or「デザイン案」が対象ページに訪れるまでに実行・表示されたかを、「含む」「含まない」より選択できます。
特定のエクスペリエンスの対象になっているページ訪問者をテストから除外する、また特定のエクスペリエンスの対象になっているページ訪問者のみを対象にするといった使い方ができます。

 

実行条件のプルダウンメニューより「Cookie(カスタム)」を選択します。
Cookie(カスタム)は、サイト内で扱われているCookieの値に合わせていくつかの条件から選択することができます。
会員IDをCookieに保持している場合など、指定の会員IDに対してテストを制御することなども可能です。
__________2017-12-21_20.02.43.png

 

  • 「言語」

実行条件のプルダウンメニューより「言語」を選択します。
選択した言語に「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。

 

  • 「User Agent」

実行条件のプルダウンメニューより「User Agent」を選択します。
プルダウンメニューにあるブラウザ・デバイス・OS以外のUser Agentを識別させたいときに設定します。

 

  • 「カスタム」

実行条件のプルダウンメニューより「カスタム」を選択します。

KaizenPlatform独自のページ識別変数、「カスタム」を、JavaScriptにて付与することによって利用可能です。

//例 変数「key」に「value」という値をセットして実行条件にしたい場合のJavaScriptコード
kzs("setCustomVariable", "key", "value");

なお、実行条件「カスタム」に利用する変数を付与できる管理画面は、お客様には公開しておりません。
利用したい場合は、一度担当CSか、サポート までご連絡ください。

 

  • 「JavaScript変数」

実行条件のプルダウンメニューより「JavaScript変数」を選択します。
変数名にページ内で使用している変数を設定します。
値には設定した変数にどのような値が入っているか、またはいないかなど設定することができます。


 

  • 「ユーザー属性」

実行条件のプルダウンメニューより「ユーザー属性」を選択します。
訪問ユーザーの都道府県や閲覧履歴といった、ユーザーに付随する情報を記録・保持することができます。
一度設定したユーザー属性は永続的に保持されるため、ページ遷移後だけでなく離脱・再訪後も参照することができます。
詳しくは Customer Datastore ユーザー属性の設定と取得 をご参照ください。

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