概要
エクスペリエンス(ABテスト)を実行させるユーザーを、実行条件機能を利用し、絞ったり、増やしたりすることが可能です。
また、実行条件は、ANDまたはOR条件で複数の条件を組み合わせて利用することができます。
エクスペリエンスの作成についてわからない場合は、 エクスペリエンスの作成と設定を行う をご確認ください。
利用可能な実行条件一覧
ブラウザ |
ユーザーエージェントからブラウザを識別してテストを制御します。 |
デバイス |
ユーザーエージェントからデバイスを識別してテストを制御します。 |
OS |
ユーザーエージェントからOSを識別してテストを制御します。 |
Kaizen閲覧履歴 |
Kaizen PlatformのCookieに格納されている値をもとにしたテストの制御ができます。 |
Cookie(カスタム) |
ページ訪問者のCookieの値を指定してテストを制御することができます。 |
言語 |
ユーザーエージェントから言語を識別してテストを制御します。 |
User Agent |
設定した任意のユーザーエージェントから識別してテストを制御します。 |
カスタム |
Kaizen Platformのカスタムコードで設定した変数を取得し、テストを制御します。 |
JavaScript変数 |
テスト対象ページで使用されている変数を取得し、テストを制御します。 |
ユーザー属性 |
ユーザーに付随する情報を記録・保持し、ページ遷移後だけでなく離脱・再訪後も参照することができます。 |
オーディエンス設定機能 |
エクスペリエンスを実行させたいユーザーの、訪問条件を設定できます。 |
「実行条件」の設定方法
実行条件は、「エクスペリエンスの設定 > ターゲット」画面の「実行条件」より設定します。
下記設定方法を参考に設定してください。
1. 実行条件の「条件グループの追加」ボタンをクリック
2. 「条件グループ」のプルダウンメニューより設定したい条件を選択
プルダウンより、利用したい実行条件を選択してください。
実行条件の内容
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「ブラウザ」
実行条件のプルダウンメニューより「ブラウザ」を選択します。
選択したブラウザに「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。
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「デバイス」
実行条件のプルダウンメニューより「デバイス」を選択します。
選択した端末に「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。
PCユーザーのみをテスト対象としたい場合は「WindowsPC または IntelMac」を指定、スマートフォンのみの場合は「iPhone または Android」を指定してください。
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「OS」
実行条件のプルダウンメニューより「OS」を選択します。
選択したOSに「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。
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「Kaizen閲覧履歴」
実行条件のプルダウンメニューより「Kaizen閲覧履歴」を選択します。
入力したIDの「エクスペリエンス」or「デザイン案」が対象ページに訪れるまでに実行・表示されたかを、「含む」「含まない」より選択できます。
特定のエクスペリエンスの対象になっているページ訪問者をテストから除外する、また特定のエクスペリエンスの対象になっているページ訪問者のみを対象にするといった使い方ができます。
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「Cookie(カスタム)」
実行条件のプルダウンメニューより「Cookie(カスタム)」を選択します。
Cookie(カスタム)は、サイト内で扱われているCookieの値に合わせていくつかの条件から選択することができます。
会員IDをCookieに保持している場合など、指定の会員IDに対してテストを制御することなども可能です。
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「言語」
実行条件のプルダウンメニューより「言語」を選択します。
選択した言語に「等しい」「等しくない」の2条件より選択できます。
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「User Agent」
実行条件のプルダウンメニューより「User Agent」を選択します。
プルダウンメニューにあるブラウザ・デバイス・OS以外のUser Agentを識別させたいときに設定します。
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「カスタム」
実行条件のプルダウンメニューより「カスタム」を選択します。
KaizenPlatform独自のページ識別変数、「カスタム」を、JavaScriptにて付与することによって利用可能です。
//例 変数「key」に「value」という値をセットして実行条件にしたい場合のJavaScriptコード
kzs("setCustomVariable", "key", "value");
なお、実行条件「カスタム」に利用する変数を付与できる管理画面は、お客様には公開しておりません。
利用したい場合は、一度担当CSか、サポート までご連絡ください。
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「JavaScript変数」
実行条件のプルダウンメニューより「JavaScript変数」を選択します。
変数名にページ内で使用している変数を設定します。
値には設定した変数にどのような値が入っているか、またはいないかなど設定することができます。
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「ユーザー属性」
実行条件のプルダウンメニューより「ユーザー属性」を選択します。
訪問ユーザーの都道府県や閲覧履歴といった、ユーザーに付随する情報を記録・保持することができます。
一度設定したユーザー属性は永続的に保持されるため、ページ遷移後だけでなく離脱・再訪後も参照することができます。
詳しくは Customer Datastore ユーザー属性の設定と取得 をご参照ください。
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