Kaizen Platform の「ポップアップ」オファーは、次のような利用シーンを想定しています。
- 直帰率、離脱率の高いページで、目的ページへの誘導を強化したいとき
- 既存ユーザー向けの情報構成になっているページで、新規ユーザーのみ使い方説明ページなどへ誘導したいとき
- フォーム入力に失敗しているユーザーへ、電話やチャットなど別の問い合わせ方法をレコメンドしたいとき
これらは、ユーザーが困っている時、迷っているタイミングで、ユーザーが求めている情報を的確に提示してあげることで、Webサイト上のユーザー体験を高めようという狙いがあります。
しかし、世の中を見回してみると、残念ながら、ユーザーの邪魔をしているだけと思わざるを得ないようなポップアップを表示しているWebサイトが数多く存在しています。
また、Google も 2017年1月10日から、不適切なインタースティシャル(画面全体を覆い隠すポップアップ広告など)を表示するモバイルページの評価を下げるアルゴリズムを導入していることを発表しています。
煩わしいインタースティシャルが表示されるページは、すぐにコンテンツにアクセスできるページに比べユーザー エクスペリエンスが低くなります。画面が小さいモバイル端末であればなおさらです。Google では、モバイル検索時のユーザー体験をさらに高めるため、ユーザーがモバイル検索結果からページに遷移した際、すぐにコンテンツにアクセスできないようなページを、2017年1月10日より、これまでよりも低く掲載する可能性があります。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにするために
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html
ポップアップによってユーザー体験を損なったり、SEO に悪い影響を与えないよう、以下の点に注意してください。
ポップアップを表示するタイミング
コンテンツをじっくり見ている途中でポップアップに邪魔されたり、関心のないポップアップを何度も見せられて嬉しいユーザーはいないでしょう。「配信頻度」や「画面内配信トリガー」の設定をうまく使って、適切な頻度とタイミングでポップアップを表示するようにしましょう。
ポップアップのサイズ
特にモバイルページでは、画面スペースから見て妥当な大きさにしましょう。妥当な大きさとは、たとえば Safari や Chrome に表示されるアプリインストールバナー程度の大きさです。また、閉じるボタンが極端に小さかったりわかりづらいのも問題です。簡単に閉じることができるようにしましょう。
「ポップアップ」オファーを正しく活用して、ぜひ、サイト改善にお役立てください。
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