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オリエンシートの作成方法/確認方法

このページについて

このページでは、オリエンシートを作成する手順について説明します。

 

オリエンシートとは?

オリエンシートとは、オファー情報をまとめた企画書のことです。本資料には、オファーの目的や目標、背景、制限事項、注意事項などが詳細に書かれています。オリエンシートを使用することで、CS担当者はクラウドソーシング上のグロースハッカーに対し、デザイン案の制作を依頼します。

 

Kaizen Platformではオリエンシートのテンプレートを用意しており、テンプレート内の各項目を埋めていく形で資料を作成します。本ヘルプページでは、株式会社サクセスアカデミー様の「中途採用応募フォームページを改善するオファー」で実際に使用されたオリエンシートを参考にしながら、各シートの項目に記載する内容について解説していきましょう。

 

オファー概要

オファー概要のシートには、「テスト対象とするページの画面キャプチャ」「ページ内の各ブロックの動静や変更可否」「依頼内容の要約」などを記載します。

 

条件&要件概要

ページ内の各ブロックの内容をテストで変更してよいか「静的&変更可」「動的&変更可」「変更不可」のいずれかで記載します。

 

<静的&変更可>

テストにて変更可能であり、ユーザーが入力した内容によって表示は変化しない静的なブロックです。 

 

<動的&変更可>

テストにて変更可能であり、ユーザーが入力した内容によって表示が変化する可能性のある動的なブロックです。(例:都道府県をプルダウンで選択すると、それに紐づいた市区町村プルダウンが表示されるなど)

クライアント企業様にページの仕様について確認を取る、もしくはオリエンシート作成者自身が様々な入力値でページを使用してみるなどして、どのような条件で表示が切り替わるのか事前に調査をしておきましょう。

 

<変更不可>

テストにて変更不可能なブロックです。多くの場合、ヘッダー部分やフッター部分はWebサイト内で統一するため、変更不可となるケースが一般的です。

 

依頼内容要約

どのページをテストするのか、現状の課題は何か、どのように解決したいのかなど、オファーの要約を記載します。

サクセスアカデミー様の場合、中途採用応募フォームページの応募完了数を増やしたいと考えており、改善前のフォームは単調に入力項目が並んでいて見づらいなどの課題を抱えていたため、その旨を本項目に記載しました。

 

ユーザー / 課題仮説 / 依頼概要

ユーザー / 課題仮説 / 依頼概要のシートには、「ページへの遷移導線」「ターゲットとするユーザーのペルソナ」「課題を解決する方法の仮説」「作成すべきデザイン案の概要」などが記載されています。

 

1シート目である「オファー概要」と本シートは、オファーの方向性を決定づける重要な情報が多く含まれています。そのため、クライアント企業様とこれらのシートに記載する内容についてきちんと認識を合わせた上で、次シート以降を作成していきましょう。

 

遷移導線とターゲットユーザー

 

<遷移導線>

ユーザーがどのような導線からテスト対象ページへ遷移するのかを記載します。例えばWebサイト内の特定のページや求人広告、SNSなどがそれにあたります。

 

<ターゲットユーザー>

テスト対象ページがターゲットとしているユーザーの詳細なペルソナについて記載します。クライアント企業様にヒアリングをする、オリエンシート作成者自身が業界についてリサーチをするなどして、ペルソナ像を可能な限り明確に洗い出しましょう。

 

本項目には、「そのページが達成すべき目的に関連したユーザー特性」を記載しておくと、グロースハッカーがデザイン案を作成する助けとなります。例えばサクセスアカデミー様の場合、テスト対象ページが中途採用応募フォームだったため「ターゲットとしているユーザーが転職先を選ぶ際、何を重視するか」などの情報を盛りこみました。

 

課題仮説

「テスト対象ページが抱えている課題は、何が原因なのか」の仮説を考えて記載します。仮説の洗い出し方にはいくつかの方法があり、代表的なものとしては以下となります。

 

・オリエンシート作成者自身がそのページを初めて利用した際に「ここが理解しにくい」「使うときにストレスになる」と感じた箇所をメモしておき、その理由を言語化する。

・同業他社で優れたUIを持っているWebサイトを分析・研究し、その良い部分を改善内容に盛りこむ。

・ページが達成すべき目的から逆算し「こういう目的のページならば、本来はこういうデザインになっているべきだ」と考える。

 

依頼内容概要

「課題仮説」の項目で立てた仮説を元にして、デザイン案の大まかな方針を提示します。本項目の方針に沿ってグロースハッカーはデザインを検討するため、盛りこんでほしい内容、注意してほしい内容などは必ず記載しておきましょう。

 

サクセスアカデミー様の場合、入力項目が単調に続いており項目数も多いこと、デザインテイストがターゲットユーザーの嗜好に合っていないことなどが課題仮説として挙げられていたため、その課題を解決してくれるような依頼内容を記載しました。

 

オファー内容詳細

 

オファー内容詳細のシートには、オファー概要のシートに記載していた内容の、より詳細な情報を盛りこみます。

 

条件&要件詳細

<条件>

ページ内の各ブロックに対し「削除」「文言変更」「要素移動」「デザイン変更」などを実施してよいかを、OKまたはNGで記載します。

 

<要件>

そのブロックをどのような方針で変更すべきか、要件を記載します。変更の目的や懸念点、参照すべき資料、使ってよい画像素材などの情報を盛りこみましょう。

 

依頼内容要約

オファー概要のシートに記載されていた「依頼内容要約」と同じ内容を記載します。

 

【注意】デザインルール

 

【注意】デザインルールのシートには、「ページをデザインするにあたってのポリシー」「使用できる画像素材」「使用するロゴの規定」などが記載されています。

 

デザインポリシー(フォント・色など)

使用するフォントの種類や色、画像など、デザイン変更をする際に守るべきルールを記載します。

 

サクセスアカデミー様の場合、ターゲットとするユーザーが保育士ということもあり、保育をイメージさせるパステルカラーを使用することが望ましい旨を記載しました。

 

画像素材

使用できる画像素材の有無と、その素材が置かれている場所を記載します。また、フォトストックサービスなどの画像素材を使用してよい場合は、その旨も記載します。

 

ロゴ規定

サイトロゴの有無と、そのどれを使用してよいかを記載します。

 

【注意】テスト設定概要

 

【注意】テスト設定概要のシートには、デザイン変更後に表示のテストをする上で気をつけるべき点が記載されています。グロースハッカーの方が作業をする上で重要な内容が詰まっているシートであるため、必要な情報は漏れなく書いておきましょう。

 

作業対象デバイス

PCやSP(レスポンシブ)など、どのようなデバイス環境でテストすべきかを記載します。

 

動的箇所の有無

テスト対象ページ内に、動的に表示が変わる箇所が有るか無いかを記載します。

 

動的パラメ引継の有無

テスト対象ページのURLパラメーターが、動的に変化することが有るか無いかを記載します。

 

ターゲットページのURL

テスト対象ページのURLを、以下の2パターンで記載します。

 

・パラメーターなしのURL情報

(例)https://job.success-academy-saiyou.net/index.cfm以下パラメーター

・パラメーターありのURL情報(正規表現による記載)

(例)https?://job.success-academy-saiyou.net/index.cfm\?fuseaction=web.application_form

 

Editor用URL

Kaizen Editorを設定し、検証対象とするページURLを記載します。本項目は、グロースハッカーの作業のしやすさに直接的に影響するため、特に注意が必要です。

 

例えば、渡すパラメーターの種類によって表示される内容が変わるページなどは、なるべく多くの項目が表示されるURLにしておく方が検証作業は容易になります。

 

ゴールID・URL

このオファーで達成すべきゴールと、それに付随したサブゴールを記載します。

 

<メインゴール>

オファーで達成すべきゴールと、そのゴールが対象とするページURLを記載します。ゴールは1つだけ設定します。このゴールをどれだけ達成できたかによって、改善率が計上され、グロースハッカーのデザイン案の成績が評価されます。

 

<サブゴール>

オファーで達成したいサブ(副次的)ゴールと、そのサブゴールが対象とするページURLを記載します。サブゴールは複数設定することが可能です。サブゴールの達成率によって、グロースハッカーのデザイン案の成績が評価されることはありません。あくまで、改善施策の効果を測るための目安として用いられます。

 

対象ブラウザ

どのようなOSやブラウザ環境でテストすべきかを記載します。

 

【注意】テスト設定概要

 

動的箇所「有」の場合 テスト用URL/パターン

渡すパラメーターの種類によって表示される内容が変わるページなどで、テストしておくべきデータパターン(テストケース)を網羅しておきます。表示される項目が最多となるパターン、逆に最小となるパターン、ある特定の条件を満たした場合のみ表示される項目があるパターンなどが、その代表例です。

 

【注意】ページ診断結果

 

テスト対象ページの表示パターンについてCSが調査をした際、発見した注意点を記載します。内容としては、以下のようなものです。

 

・クリックトラック設置状況

・ユーザーにより、表示内容が異なるページの有無

・動的なリンク(パラメーター等)引継ぎ受け渡し有無

・ページの非同期要素

・その他注意点

 

【参考】担当者名

 

担当者連絡先

オファー担当CSの連絡先を記載します。(チャットツールのアカウント名やメールアドレスなど)

 

 



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